2009年2月17日火曜日

吉野家では並盛りを食べろ!

今日は『スタバではグランデを買え!』を再度読み直しました。
そういえばこの本、全部で284ページあるんですね。改めて他の本と並べてみると、本の紙がしっかりしているのもあってか特に分厚くみえますね。この本も速読を使えば40分少しで読めるようになり、こんなに早く読みきったと達成感を改めて感じられました。
さて、この本に関係して値段のお話をしてみます。先日、友人達と早朝から吉野家にいってきました。そこで友人の一人が面白いことを教えてくれました。吉野家の牛丼などの丼モノは、+100円で大盛りにしてもご飯しか増えないそうです。これは吉野家のやり方で、肉を増やすにはさらに+100円程度(メニューにより多少違う)で特盛りを注文しないといけないというのです。
吉野家を利用する多くはサラリーマンなど社会人でしょう。その人たちの昼食に使用する平均金額は大体500円未満程度(ニュースからの推測です)。要するにワンコインでおさまる程度の金額ということです。そのサラリーマン達が吉野家で牛丼を注文するとき、おそらく「並盛り」か「大盛り」を注文するのが統計的には多いと私は推測します。理由は単純です。特盛りにすると、580円とワンコインの金額を超えてしまうからです。これによって心理的に並盛りか大盛りを注文するでしょう。しかし先に友人の話にあったとおり、大盛りはご飯のみ増えるものです。単価を考えれば牛肉よりもご飯のほうが格段に安いのは想像がつきます。同じ+100円でも、大盛りを頼むのは消費者側からすれば半ば無駄遣いと言ってもいいでしょう。しかし多くの人はこれを知らないため、ワンコインで収まりなおかつたくさん食べられる大盛りを注文するという心理的な罠にはまっているのです。特盛りも、結局は同じことです。+200円で肉を増やすのは、とても無駄が多いということは言うまでもありません。
結局何を注文すれば特なのかといえば、並盛りを1つ注文するのが1番なのではないでしょうか。これ1杯で満足できないのなら、500円のお釣り120円(牛丼並盛りは380円)でコンビニのお菓子やパックのジュースを買ったりと、つり銭を効率よく使えれば無駄がないです。つり銭を貯金すれば(毎日吉野家に行く人はあまりいないかもしれませんが・・・苦笑)10日で1200円の得です。サラリーマンの方でしたら、月10回ぐらい牛丼を食べる人もいらっしゃるかもしれませんね。

今回は、私がモノの価値をとにかく考えた結果をご紹介いたしました。このようなことを考えられるようになったのも、本を毎日読み続けた成果なのではないでしょうか。今日のような考察がまたできるように日々精進していきたいと思います。

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