2009年2月18日水曜日

1日100ページも無理じゃない!

本日ご紹介するのは、ポール・R・シーティ著、神田昌典監修、フォレスト出版より『あなたも今までの10倍速く本が読める』です。
まずはこの本を紹介するに当たって軽くお話をしようと思います。
私は以前から毎日速読の技術を身に付けるため、努力してまいりました。しかし、ある程度まで読む速度は速くなったものの、これ以上の上達にはかなりの日にちを要するのではないかと悟ったことで、速読というものの限界を(実質、限界には達しておりませんが・・・苦笑)感じました。ということで、本日から速読に代わって「フォトリーディング」に挑戦していきたいと思います。フォトリーディングとは、本を普通に字に沿って読むのではなく見開き1ページを1枚の写真として読み取っていく能力です。「そんなことできるのかよー」と当初も私は思ったりもしましたが、速読の読み取り速度を格段に伸ばすためにもこのフォトリーディングは必要不可欠と考えましたので、とにかく挑戦していきたいと思います。
そしてこの『あなたも今までの10倍速く本が読める』は、そのフォトリーディングを習得するためのステップアップ講座が綴られております。読み進めていると少しずつ出来そうな気分にもなって、内容もとても面白いです。久しぶりに当たりの1冊に巡り会えた気がします♪
この本を片手に毎日読み直しをして、1分で100ページを読破できる能力を習得していきたいと思います。ですので、今後の私の経過でフォトリーディングをやろうと考えていただける方が増えていくよう同時に貢献していく所存です。

2009年2月17日火曜日

吉野家では並盛りを食べろ!

今日は『スタバではグランデを買え!』を再度読み直しました。
そういえばこの本、全部で284ページあるんですね。改めて他の本と並べてみると、本の紙がしっかりしているのもあってか特に分厚くみえますね。この本も速読を使えば40分少しで読めるようになり、こんなに早く読みきったと達成感を改めて感じられました。
さて、この本に関係して値段のお話をしてみます。先日、友人達と早朝から吉野家にいってきました。そこで友人の一人が面白いことを教えてくれました。吉野家の牛丼などの丼モノは、+100円で大盛りにしてもご飯しか増えないそうです。これは吉野家のやり方で、肉を増やすにはさらに+100円程度(メニューにより多少違う)で特盛りを注文しないといけないというのです。
吉野家を利用する多くはサラリーマンなど社会人でしょう。その人たちの昼食に使用する平均金額は大体500円未満程度(ニュースからの推測です)。要するにワンコインでおさまる程度の金額ということです。そのサラリーマン達が吉野家で牛丼を注文するとき、おそらく「並盛り」か「大盛り」を注文するのが統計的には多いと私は推測します。理由は単純です。特盛りにすると、580円とワンコインの金額を超えてしまうからです。これによって心理的に並盛りか大盛りを注文するでしょう。しかし先に友人の話にあったとおり、大盛りはご飯のみ増えるものです。単価を考えれば牛肉よりもご飯のほうが格段に安いのは想像がつきます。同じ+100円でも、大盛りを頼むのは消費者側からすれば半ば無駄遣いと言ってもいいでしょう。しかし多くの人はこれを知らないため、ワンコインで収まりなおかつたくさん食べられる大盛りを注文するという心理的な罠にはまっているのです。特盛りも、結局は同じことです。+200円で肉を増やすのは、とても無駄が多いということは言うまでもありません。
結局何を注文すれば特なのかといえば、並盛りを1つ注文するのが1番なのではないでしょうか。これ1杯で満足できないのなら、500円のお釣り120円(牛丼並盛りは380円)でコンビニのお菓子やパックのジュースを買ったりと、つり銭を効率よく使えれば無駄がないです。つり銭を貯金すれば(毎日吉野家に行く人はあまりいないかもしれませんが・・・苦笑)10日で1200円の得です。サラリーマンの方でしたら、月10回ぐらい牛丼を食べる人もいらっしゃるかもしれませんね。

今回は、私がモノの価値をとにかく考えた結果をご紹介いたしました。このようなことを考えられるようになったのも、本を毎日読み続けた成果なのではないでしょうか。今日のような考察がまたできるように日々精進していきたいと思います。

社会で上に立つために

本日ご紹介する1冊は、竹中平蔵著、幻冬舎出版の「竹中式マトリクス勉強法」です。この本は著者の竹中平蔵さんが経験を元に作られた勉強法の書籍です。何にでも通用する勉強法を教えるものではなく、各分野で学ぶ際の効率の良い方法を書き綴っています。これは学生はもちろん、社会人の方が勉強をするのにも参考にして欲しいような内容となっております。私が特に共感したのは、途中「バカは何人寄ってもバカである」という何ともストレートなことが書かれた部分です。1つの集団の中にも、1人飛びぬけた才能を出した人間がいるだけでその集団自体の能力は伸びていきます。このように社会で自分を伸ばすためには、自身の近くにいるデキる人間を観察したり真似たりすることが大事なのですね。
能力を社会で発揮するために必要なことを教えてくれる1冊でした。